• ポイントキャンペーン

シリーズいま、学校図書館のやるべきこと
学びの力を育てよう―メディア活用能力の育成

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 171,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591081495
  • NDC分類 017
  • Cコード C0000

内容説明

本書は、今日の教育課題と学校図書館の現状をふまえ、利用者である子どもの側に立って、いま学校図書館が何をなすべきかを具体的に明らかにし、司書教諭と学校図書館担当者に自らの仕事への自信と情熱を抱いてもらうことをめざしている。単なる学校図書館の解説書・実務書ではなく、各地で展開されているすぐれた実践に学びながら、あるべき学校図書館像を追求することで、この仕事の楽しさ、すばらしさを実感してもらいたい。

目次

第1章 これからの教育と学校図書館(学校図書館と教育課程;「生きる力」の育成と学校図書館の役割 ほか)
第2章 学校図書館利用指導からメディア活用能力の育成へ(戦後の学校図書館利用指導の変遷;学校図書館メディア活用能力の育成へ)
第3章 メディア活用能力の育成を図る学び方指導の内容(課題を設定する力を育てる;見通しを立てる力を育てる ほか)
第4章 メディア活用能力の育成を図る学び方指導の実際(学び方指導の進め方;各領域における学び方指導 ほか)

著者等紹介

笠原良郎[カサハラヨシロウ]
1931年、群馬県に生まれる。早稲田大学卒業。東京都の公立中学校社会科教諭、都立高校司書教諭を経て、1982年に全国学校図書館協議会事務局に入局。1998年、理事長に就任、2001年に退職、顧問に就任する。相模女子大学、立教大学等で司書教諭の養成にあたる一方、学校図書館法改正や国際子ども図書館開設等の運動を展開した。現在は国際子ども図書館を考える全国連絡会副会長等を務める

鴇田道雄[トキタミチオ]
1959年、千葉県に生まれる。千葉大学卒業。千葉県の公立小学校教諭を経て、1995年より袖ケ浦市教育委員会学校教育課指導主事として、情報教育、読書教育を担当。その間に、「学校図書館情報化・活性化推進モデル地域事業」(平成10~12年度文部省指定)を受け、公共図書館と学校図書館の情報・物流のネットワーク化、学習・情報センター化を手がける。2003年より袖ケ浦市立長浦小学校教諭
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あいくん

10
☆☆☆1953年に制定された学校図書館法には、学校図書館は「学校の教育課程の展開に寄与するとともに、児童または生徒の健全な教養を育成する」とあります。しかし、学校図書館は学校の教育課程の展開に大きく寄与してきたとはいえません。なぜだろうかと問いかけます。本が少ない、人がいないことも理由ですが、戦後の高度経済成長期の知識伝達型教育への傾斜、詰め込み教育も大きな要因でした。教育改革が進む中でも、ドリルや暗記を大切にするべきではないか、読むこともできない生徒に調べ学習をさせても意味がないという声もあります。 2018/08/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1430748
  • ご注意事項