出版社内容情報
キリスト教を伝えた人物として日本史の鍵をにぎるフランシスコ・ザビエル。イタリア生まれ、波乱に満ちた生涯の謎をさぐる1冊。
内容説明
日本にはじめてキリスト教をつたえたザビエル。伝道につくした生涯をたどります。
目次
第1章 信仰への道(ヨーロッパ人がつたえた鉄砲とキリスト教;大航海に乗りだしたポルトガルとスペイン ほか)
第2章 東洋への道(はるかなるインドへの旅立ち;インドで始まった布教活動 ほか)
第3章 日本への道(あこがれの日本にやってきた;京都で知った日本の現実 ほか)
第4章 中国への道(中国での布教を決意する;ザビエルが中国に入れなかったわけ ほか)
第5章 ザビエルがのこした道(ザビエルのこころざしをついで;布教とつながっていた南蛮貿易 ほか)
著者等紹介
岸野久[キシノヒサシ]
1942年東京都生まれ。立教大学法学部・文学部卒業。元桐朋学園大学短期大学部教授。現在、東京外国語大学講師。文学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たつや
33
完全なる児童書ですが、面白く読めました。子供の頃、授業ではじめて見たザビエルは、そのヘアスタイルが衝撃的で、授業は爆笑に包まれ、何をした人か?良く理解していなかったので、勉強になりました。ところで、アンジローと「沈黙」のキチジローは同一人物なのだろうか?とても気になる。2016/10/01
lovemys
3
兄(中二)の勉強の補助に借りてきた本。ちらりと読み始めたら、面白くて最後まで読んでしまった。ザビエルって、すごい人なんですね。聖人だとは知らなかった。やはり、外国の教科書に載り、こんだけ有名な歴史的人物というのは、とてもすごいのだと改めて実感した。表紙にもある肖像画が印象的で、なんだかコミカルなイメージでしたが、とても賢く、紳士的な人だったのだと印象が変わった。ネガティブにならず、志も高く、とても穏やかな人なんだと思った。ロヨラに出会わなければアジアに来ることもなかったかと思うと、出会いの妙を感じてしまう2020/06/23
-
- 電子書籍
- 逆光線 【単話売】 - 本編 OHZO…
-
- 和書
- フットファンクション