出版社内容情報
「サンタクロースなんていない」耳の中でささやく雪の結晶を追い出そうとした瞬間、中にすいこまれて…クリスマスの奇跡の物語。
内容説明
サンタクロースなんていやしない…サンタクロースなんてどこにもいない…信じる心とゆめをうしなってしまった町のひとたち。でも…ここにひとり、ゆめを信じつづける女の子がいます―。
著者等紹介
薫くみこ[クンクミコ]
東京都に生まれる。女子美術大学デザイン科卒業。「十二歳」シリーズの『十二歳の合い言葉』で第12回日本児童文芸家協会新人賞を受賞。その他作品に、『風と夏と11歳』(産経児童出版文化賞)など多数ある
小松咲子[コマツサキコ]
1982年5月31日、東京都に生まれる。都立工芸高校卒業。家業の理美容業を手伝いながら絵の勉強を始める。2003年4月、初めての個展。『サンタクロースはきっとくる』でデビュー。現在「アトリエ比企」で水彩画を学んでいる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Misa
12
小学生の頃から薫くみこさんが好きなので、やっぱり手に取ってしまいます。息子ちゃんも、サンタクロースはパパだと言うようになってきてしまったので読んであげたくなりました。物語にあわせたような鈍い青色がとても印象的な絵本です。2013/12/24
D4C
10
日本人が作も絵も担当している、日本製のクリスマス物語だけど、あちらのクリスマスの雰囲気たっぷり。イラストが、日本的な可愛らしさを持ちつつ、イギリスの雰囲気を醸し出してて素敵。やっぱ信じる心は大切ですなぁ♪2017/12/17
negai
4
読んでいてとても幸せな気持ちになりました。絵も大好き。2014/12/08
食いしん坊のっこ
3
サンタクロースなんていない、と思い始めた子にぴったりかな。2013/11/07
読み人知らず
2
2001年高島屋のクリスマスイベントで使われた小冊子を絵本の形に直したとのこと。 2008/01/01