出版社内容情報
ちゃんこのうまさは角界随一と評判の鳴戸部屋。その親方が、食に込める思いを現役時代や部屋のエピソードを交えながら楽しく語る。
内容説明
うまいものが、心と体を作る。稽古５割に、ちゃんこ５割。
目次
第１章 「憂」（「食べ物を粗末にするな！」；モロヘイヤは「ノー・ごっつあん」 ほか）
第２章 「過」（「食にこだわり過ぎての失敗談あれこれ」；タコとの出会いは一期一会 ほか）
第３章 「絆」（「人間の心は食がつなぐ」；思いやりの鶏飯 ほか）
第４章 「育」（「食い、改めよ！鳴戸親方流、食の教育論」；相撲も料理もタイミング ほか）
簡単で豪快で美味い！ちゃんこレシピ集（鶏飯ちゃんこ；塩炊き肉団子ちゃんこ ほか）
著者等紹介
鳴戸俊英［ナルトトシヒデ］
本名・高谷俊英。第５９代横綱・隆の里。昭和２７年９月２９日、青森県南津軽郡浪岡町出身。昭和４３年、青森県立浪岡高校を中退して二子山部屋に入門。昭和４９年に十両、５０年に幕内昇進。５８年、３０歳の遅咲きで横綱に昇進、持病の糖尿病を忍耐と努力で克服し、「おしん横綱」と評された。幕内在位６１場所。通算４６４勝３１３敗８０休。優勝４回、殊勲賞２回、敢闘賞５回。平成元年、千葉県松戸市に鳴戸部屋を興す
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感想・レビュー
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ようはん
16
稀勢の里の師匠であった元鳴門親方（元横綱・隆の里）の著書。親方の食に対する心遣いと思いやりが素晴らしい。自分が力士を志す立場であれば少なくともちゃんこに関してはしっかりしている部屋に入門すべきだろうなとは思った。2021/12/22
ピオリーヌ
4
元横綱隆の里の本。食に対する凄まじいまでのこだわりが溢れている。現役中での巡業での食べ物に関する様々なエピソード。ジンギスカンを食べるために、巡業の申し合い稽古を抜け出し、申し合いに戻ったエピソードには笑った。お腹がとにかく空いてきた。2019/10/14
Humbaba
4
もらったものをムダにしない。大量にもらってしまうとなかなか消費し切るのは難しいが、それでもムダにしないために知恵を絞る。親方がそうやって努力する姿は、弟子にとって非常に大きな意味を持っている。親方ですらそうなのだから、自分たちが甘える訳にはいかない。言動が一致しているからこそ、説得力は強まる。2014/09/05
SU
2
読み物として面白かった。2014/07/31
