ポップコーン・ブックス クジラのウォルドーとココナツ島の魔女

テンパリー，アラン【作】〈Ｔｅｍｐｅｒｌｅｙ，Ａｌａｎ〉/子安 亜弥【訳】/マランド，ニック【絵】〈Ｍａｌａｎｄ，Ｎｉｃｋ〉

ポプラ社（2003/03発売）

• サイズ A5判／ページ数 164p／高さ 22cm
• 商品コード 9784591076460
• NDC分類 K933
• Cコード C8097

出版社内容情報

大好きな友だち、お月さまがさらわれた！　ウォルドーは勇気をふりしぼって海の底にさがしにいきます。 元気なクジラの冒険物語。

内容説明

え？お月さまがゆうかいされちゃった！？ぼくのいちばんの友だちが、海のそこ。どうしよう？わるものとたたかうのはすごーくこわいけど、だいすきなお月さまのためじゃないか、がんばらなくちゃ！海のそこ、氷山がうかぶ北の海、エメラルド色の南の海。元気なクジラのウォルドーが、世界じゅうの海で大ぼうけん。

著者等紹介

テンパリー，アラン［テンパリー，アラン］［Ｔｅｍｐｅｒｌｅｙ，Ａｌａｎ］
１９３６年、イギリス・イングランド北部のサンダーランド生まれ。商船の船員や英語教師をへて作家となる。民話の再話や詩、そして子どものための物語を数多く出版している。現在はスコットランドのハミルトン在住

子安亜弥［コヤスアヤ］
１９６４年、名古屋市生まれ。南山大学外国語学部英米学科卒業。訳書に『１９世紀の美術』『台風』『比較大図鑑』（以上偕成社）などがある。アメリア新人翻訳家コンテストで最優秀賞を受賞
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[mntmt]

心優しいクジラのウォルドーのお話3編。・ゆうかいされたお月さま・ウォルドー北極にいく・ココナツ島の魔女。原題:The Brave Whale

2016/02/04

[マツユキ]

タイトルと表紙に惹かれて、読みました。恥ずかしがり屋のクジラ、ウォルドーが友達の月を救うため、頑張ったり、旅に出た北極の海で助けたり、助けられたり、南の海では他とは様子の違う島に辿り着いたり…。醜い生き物の扱いが気になってしまいましたが、これぞ冒険物!の素敵な児童書でした。

2022/01/20

[花林糖]

表紙絵に惹かれて。元気で優しいクジラのウォルドーの冒険物語。短篇3話。（ゆうかいされたお月さま/ウォルドー北極にいく/ココナツ島の魔女）ニック・マランドの挿絵もお話と合っていて良かった。可愛いお話と挿絵の良質な児童書でした。

2016/01/30

[スガミ]

先生に頂いた。マッコウクジラが主役だなんてなんと素晴らしい！ 物語も多少の誇張やらあれ、基本的にちゃんとした知識がベースにあるし、表紙は少しダサいけど、挿絵とかカバー裏はすごくよいイラストでした。ちゃんとマッコウの歯は下顎にだけだったしね(笑)

2010/12/21