出版社内容情報
アンキロサウルスのあかちゃんのまえに、ティラノサウルスがあらわれて、「ガオー! おまえうまそうだな」とちかづいていくと - - - 。
著者等紹介
宮西達也[ミヤニシタツヤ]
1956年、静岡県生まれ。日本大学芸術学部美術学科卒業。作品に、『おとうさんはウルトラマン』(けんぶち絵本の里大賞・びばからす賞)『帰ってきたおとうさんはウルトラマン』『パパはウルトラセブン』(ともにけんぶち絵本の里大賞・以上学習研究社)『うんこ』(けんぶち絵本の里大賞・びばからす賞)『にゃーご』『おとうさん・パパ・おとうちゃん』『おっぱい』『きょうはなんてうんがいいんだろう』(講談社出版文化賞・絵本賞)など多数ある
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
221
なかなかよかった。アニメ映画も見てみたい。2011/06/03
らったった
186
なんて健気なんだろう。いつの間にか情が移ってしまう、心温まる話ですね。不器用な優しさが、とても素敵です(^^)この絵本は大人の方にも是非読んでほしい絵本です。いや〜読んでよかった(*^^*)2013/06/26
匠
181
最初はうまそうだとエサにしようとしたのに、草食のアンキロサウルスのあまりの無垢さについ親心を出してしまう肉食のティラノザウルスの人情味がすごくいい。男親らしい鍛え方と守り方で育て上げ、やがて突き放すせつなさが泣けて泣けて。最後の文字のない、絵だけで語るページはいつも、胸いっぱいでたまらなくなってしまう。それ以上はあまり多くを感想に書けない、というか書かないほうがいいだろう。2014/10/07
masa@レビューお休み中
166
絵本を読むようになってから、たくさんの絵本作家さんと出会ってきました。でも、得手不得手があるのです。それこそ、宮西達也さんの絵本は読むの避けていました。なんだか読みづらそう…。男の子が好きなタイプの絵本なんだろうなと思っていたんです。でも、読友さんの感想を見ているうちに、そんな偏見が少しずつとれていって、いつの間にか気になる作家さんになっていたのです。そして、ついに手にしたのですが…。なんですか、この切なくて、悲しくて、ちょっぴり泣けてしまう物語は!大人が読んでも、感動したり、考えさせられるんですよね。2014/01/11
momogaga
144
【オトナこそ絵本】待合室蔵書本。思い違いが生んだメルヘンですね。「うまそう」に子どもとしての純真さを教えられるました。2015/11/13