出版社内容情報
親の介護、夫の暴力、離婚、破産、どん底の日々でも諦めず、55歳で人生をやり直した著者のひたむきなエッセイ。
内容説明
44歳で「嫁」を卒業、初めての一人暮らし。55歳で初めての就職、そして―。数奇な運命をたどった“京おんな”が語る、人生を慈しむためのヒント。
目次
第1章 二十五歳、嫁ぐ(玉の輿の結婚へ;私の生い立ち ほか)
第2章 三十代、仮面の日々(娘の誕生;悲しみの笑い ほか)
第3章 四十四歳、独り立ち(弱りゆく義父の願い;突然すぎる母の死 ほか)
第4章 四十四歳、無一文(再出発;オリジナル陶器を創りたい ほか)
第5章 五十五歳、初就職(突然の誘い;きらめく鳥羽の海 ほか)
著者等紹介
森川郁[モリカワカオル]
1941年京都に生まれる。25歳のとき京都市内の茶道具屋に嫁ぐ。44歳で離婚、生まれて初めての一人暮らしを経験する。55歳で初めての就職。現在は住み慣れた京都を離れ、海と山に囲まれた三重県鳥羽市の旅館に勤務し、営業部長として活躍中
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