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ポプラ・ウイング・ブックス
崖の国物語〈4〉ゴウママネキの呪い

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  • サイズ B6判/ページ数 548p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591074176
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

浮遊都市の地底に封印されていた部屋にひそむものの正体は? 最高位学者と従弟の運命は? 崖の国の新たな謎に迫るシリーズ第4弾!

内容説明

若き空賊クウィントは、父の盟友・最高位学者リニウスのもとで、徒弟生活を送るはめになる。だが、リニウスの娘マリウスは鼻持ちならないし、派閥抗争に明け暮れる学者の世界にはむしずが走る。頼みのリニウスは夜な夜なクウィントをたたき起こし、怪しげな任務を命じる。巻物がたわわと吊るされた大図書館、錆びついた低空降下機、不気味な息づかいにうごめく地底トンネル―。リニウスがひた隠しにする「大いなる仕事」とは?「石の巣」に出没する深紅色の光の正体とは?ときは前三作の主人公トウィッグの父母の青春時代。神聖都市の歴史と浮遊石内部の謎が明らかにされる、崖の国物語、待望の第四部。

著者等紹介

スチュワート,ポール[スチュワート,ポール][Stewart,Paul]
1955年ロンドン生まれ。ランカスター大学と東アングリア大学で創作を学ぶ。スリランカでの英語教師を経て、88年より作品を発表しはじめる。ファンタジー、ホラーから絵本、サッカー少年の物語まで、さまざまなジャンルで人気を博している。現在、ブライトンで小学校教師の妻と二人の子どもと住んでいる

リデル,クリス[リデル,クリス][Riddell,Chris]
南アフリカ生まれ。専門学校でイラストレーションを学んだのち、経済紙のマンガをはじめ、幅広い分野で活躍している。子どもの本の仕事では、“Something Else”(Katharine Cave作)で、1997年グリーナウェイ賞、スマーティ賞の最終候補に選ばれ、ユネスコ賞受賞。2002年“Pirate Diary”でK・グリーナウェイ賞受賞

唐沢則幸[カラサワノリユキ]
1958年生まれ、長野県出身、青山学院大学卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェルナーの日記

40
本作から新シリーズ。時代は遡って、トウィッグの父。空のオオカミが15歳の少年クウィントだった頃の物語。クウィントが当時の最高学位者リニウス助手として、神聖都市サンクタフラクスでの生活が始まる。本作の見所は、なんといっても神聖都市サンクタフラクスの詳細が分るとことであろう。神聖都市という名を戴きながら、実情は数多の陰謀が暗躍する陰険な都市で、主人公クウィントも知らない間に陰謀の渦中に巻き込まれていく。そして前3巻で解き明かされなかったトウィッグとゴウママネキとの因縁が判明する。2015/05/06

くろり - しろくろりちよ

4
トゥイッグ3部作が終わり、4冊目は父親である雲のオオカミことクゥイントの若き日の物語。舞台は深森でも空停船でもなく、神聖都市サンタフラクス。陰謀渦巻く学問の都市で、クゥイントがどのように過ごしたのか。トゥイッグ編の謎解きともいえる、今までの3冊を読んで来た人にとってはまさに紐解きの一冊。クゥイントの過去、マリスとの出会い、他懐かしい人物たちの人生。そして何より、伝説の生き物ゴウママネキの正体がここで…!ファンタジーの世界が無限に、しかし全て矛盾なく広がっている物語。挿絵も併せて、豊饒な世界感に唸らされる。2012/12/22

ayakomachi__

3
この巻でやめてしまったのだった。また続きを読みたいな。2020/09/04

ならりくらり

3
前3冊の前日譚。トゥイッグの父親である雲のオオカミの若き日の物語。少しこれまでとは雰囲気が違って人間の持つ欲や業のようなものにスポットを当てて描かれているように思う。崖の国の不思議な世界観にもなじんでくると、英語の原文と照らし合わせて読んでみたくなってきた。独特の世界を日本語訳する訳者の腕もなかなかのものだと思わされる。2009/04/16

樹燐

2
1〜3とはまた違った視点からで、なかなか良かった(´ω`)2010/07/04

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