出版社内容情報
モナ・リザ、落ち穂拾いなど世界の名画を、アンデルセン賞画家が愉快なパロディに。絵を読むことの楽しさがぎっしりつまった絵本。
内容説明
ウィリーは絵をかくのがだいすき。おもしろい絵をかいてみました。すみからすみまでよくみてね。いろんなものがみつかるよ。アンデルセン賞作家による、絵をみることのたのしさをぎっしりつめこんだ絵本。K.グリーナウェイ賞特別推薦作品。
著者等紹介
ブラウン,アンソニー[ブラウン,アンソニー][Browne,Anthony]
1946年、イギリスのシェフィールドに生まれる。リーズ美術大学でグラフィック・デザインを学んだ後、医学関係のイラストレーションやグリーティング・カードをつくる仕事をへて、絵本をつくりはじめる。『Gorilla』(1983年、日本語版『すきです、ゴリラ』あかね書房)、『Zoo』(1992)でケイト・グリーナウェイ賞を、2000年には国際アンデルセン賞画家賞を受賞
なかがわちひろ[ナカガワチヒロ]
1958年生まれ。東京芸術大学美術学部芸術学科卒業。絵本作家、翻訳家、挿絵画家として活躍している。埼玉県在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小夜風
22
【図書館】ウィリーが有名な絵画を模写したら、こんなになっちゃった(笑)。巻末に元になった絵画が載っていますが、それを見てもどれだか判らないくらいおかしなことになってます。あちこちに遊び心があって隅々まで楽しい♪2014/12/04
mntmt
17
ウィリーの絵は、数々の名画のパロディ。見れば見るほど、隠されたいろいろな物が見えてくる。知識がないと、見えない物もあるようで。何回も楽しめそう。すごい絵本だった。2015/10/20
ochatomo
12
ウィリーのお面をかぶった?国際アンデルセン賞画家アンソニー・ブラウン氏による隠し絵付きパロディー名画 ヴィーナスの誕生・画家のアトリエほか楽しめる 『ぼくに絵のたのしさをおしえてくれた偉大な画家たちにこの本をささげます』 扉絵のミリーは「こしぬけウィリー」に、デカハナ(バスター・ノーズ)は「ウィリーとともだち」に登場している 原題“Willy's Picture” 元本2000年 2002刊2019/01/31
いっちゃん
11
いっそ、本物の絵を横に並べといて欲しかった。細かいところに気づくと楽しい。2016/02/18
Cinejazz
9
<ウィリ->は、絵を描くのが大好きなチンパンジ-です。ウィリ-の絵のなかには、世界の有名な画家たちの絵が隠されています。 ダ・ヴィンンチの「モナリザ」、ミレ-の「落ち穂拾い」、ボッティチェリの「ヴィ-ナスの誕生」、ゴッホの「ひまわり」など、見れば見るほど不思議な絵の中に迷い込む、遊びごごろ満点の綺麗な大版絵本です。 2023/04/21