出版社内容情報
マナティーは人魚と間違えられて有名な動物。マナティーを傷つける人間に対しても、やさしく近寄ってきます。感動の写真絵本。
内容説明
マナティーは、むかしにんぎょとおもわれていたどうぶつです。ぼくはマナティーにあいにいき、やさしいこころにであったのです。
著者等紹介
福田幸広[フクダユキヒロ]
1965年東京生まれ。北海道に生きる野生動物に魅せられフリーの写真家となる。現在は日本だけでなく世界の野生動物や水中の生き物なども精力的に撮影している
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
75
娘チョイス。彼女は最近、動物写真絵本にハマっている。ランダムに選んでいるようで、結構面白い本をひっかけてくる。わが娘ながら、なかなかの選本眼。本書はアメリカのフロリダ州の泉に生息するマナティーの群れを取材した写真絵本。顔は想像上の人魚とはほど遠いが、水上から見る水中の影は確かに人魚っぽい。めちゃくちゃ好奇心旺盛で、水に潜ったカメラマンの周りを愛嬌のある顔がぐるりと取り囲むように集まっているのが笑える。マナティーのおっぱい、眠ったままの息継ぎ、小魚による体のクリーニングなど、興味深い写真が盛りだくさん。2016/03/29
Shoko
15
図書館。小4長男と。フロリダの湖に棲むマナティーが紹介されている写真絵本。マナティーは寒いのが苦手。寒い時期には海から湖に移動してくる。そして、マナティーは人懐っこい動物であることを知る。著者が湖に入ると、集まってくるマナティー。とぼけた表情が可愛くて癒される。人間の乗るボートに背中を傷つけられたマナティーの写真を見て、息子氏怒る。その気持ち、分かるし、大事にしてほしい。2017/05/17
joyjoy
10
小学校図書館。写真絵本。フロリダマナティーは、成体で体長3~4m、体重は500~1000㎏。動きはとてもゆっくりで、1日のほとんどを食事、睡眠、遊びに費やすという。無邪気で友好的。警戒心がなく動きも遅いため、「マナティーがいた夏」にもあったように、ボートとの衝突で傷を負う事故が多いとのこと。穏やかな彼らから、人間が学ぶべきこともありそうだ。2025/07/15
majiro
10
たしか、再読。うちの6歳児、どうも、こういうのが好きらしい。2016/04/24
喪中の雨巫女。
5
マナティーのとぼけた顔好きだなあ。2010/10/20