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出版社内容情報
弥次さん喜多さんが東海道を縦横無尽に珍道中。十返舎一九の江戸時代の大ベストセラーを、軽妙な筆致で描く。愉快な道中記。
目次
弥次さん喜多さん、江戸を旅立つ
第一夜は宿屋からの祝い酒
喜多さん、風呂釜の底をぬく
すっぽんさわぎでお金が消える
文なし、腹ぺこ、あえぎ旅
喜多さん、今度は天井をぶちぬく
夫婦げんかのとろろ汁
いっぱい食ったおごり酒
弥次さん、にわか侍になる
だましたつもりで、笑われる〔ほか〕
著者等紹介
西本鶏介[ニシモトケイスケ]
1934年、奈良県生まれ。国学院大学日本文学科卒業。昭和女子大学文学部教授。作家、評論家
谷真介[タニシンスケ]
1935年、東京生まれ。創作、幼年童話、民話、ノンフィクションなどに、幅広く活躍。『台風の島に生きる』(偕成社)で、厚生省児童福祉文化奨励賞、第3回ジュニア・ノンフィクション文学賞、絵本『行事むかしむかし』(全13巻、佼成出版社)で第15回巌谷小波文芸賞を受賞
村上豊[ムラカミユタカ]
1936年、静岡県生まれ。作品に、『かっぱどっくり』(小学館絵画賞、童心社)、『ぞうのはなはなぜながい』(小学館絵画賞、チャイルド本社)、『はかまだれ』(日本絵本賞、ひくまの出版)、『銀のつづら』(BIB世界絵本原画展金牌賞、佼成出版社)など多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yたろー
12
江戸時代の名作、十返舎一九作の東海道中膝栗毛を口語にしたもの。東海道の地名が多く登場するので、東海道線の駅を覚えているとルートは多少違えど楽しく読むことができる。また、弥次さん喜多さん2人の行動は読んでいて面白かった。2021/02/17
ミーナ
1
「弥次さん喜多さん、駿州の旅」が日本遺産に登録された。日本に初めて旅ブームを起こした。 登録記念に歴史や古典で名前しか知らなかった『東海道中膝栗毛』を手にした。図書館に並んでいる本の中で、この21世紀によむ日本の古典シリーズが読みやすそうだったので選び、口語訳でとても読みやすかった。東海道53次の順に2人が巡る旅は、狂歌や川柳を織り交ぜ面白可笑しかった。まるで一緒に旅をしているようだった。 コロナ禍でなかなか遠出できない今、本の中で旅するのも楽しいと思った。2020/07/06
つじさん
0
21世紀によむ日本の古典シリーズは読みやすい。子供向けなのかもしれないが、大人が読んでも満足できる。子供の時に読んだ弥次喜多道中の漫画を思い出す。 2017/08/24
木口
0
原文は読んだことないのですが現代語訳は落語のように読めて面白いです、合間合間の狂歌がすばらしい2012/03/14
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