出版社内容情報
草野球をしていたじゅんたちの前に現れた元プロ野球選手、謎のまま消えてしまった彼だが - - - 。人生を垣間見る子どもたちの姿を描く。
内容説明
ツトムたちのまえにあらわれたのはプロ野球にいたというおじさん。背番号は34。ツトムたちの練習は本格的になったが…。それぞれの人生を負ったおとなたちとこどもたちとの一瞬の交差を描いた連作。
著者等紹介
砂田弘[スナダヒロシ]
1933年、朝鮮に生まれる。早稲田大学仏文科卒業。出版社勤務後、文筆生活に入り、創作、評論で活躍中。日本児童文学者協会々員
岡本順[オカモトジュン]
1962年、愛知県に生まれる。絵本の作品に『ふしぎなおるすばん』『ふっくらふしぎなおくりもの』など
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しのさん
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なんとなくほっとさせられる短編集。アトピーが移るといやがられて不登校になってしまった子はそれをなんとなくと表現する。そして、似たような大人に助けられて立ち直っていく。2012/03/09
blue subway
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小学生の頃、砂田弘さんの作品が大好きだった。「さらばハイウェイ亅「二死満塁亅等。 今回ほぼ40年ぶりに氏の作品を読んで、なぜ氏の作品に心惹かれたのか、答えがわかった気がした。 それは、子供達への大人の優しさ、温かさを常に感じることができたからではないかと思った。 落ち込んでいる時にも一筋の希望の光が差すような。 それだけに、今の子供達にこそ、ぜひ読んでほしい。2020/10/23
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