出版社内容情報
大地は実りであふれている。父の使いで炭鉱の町まで、野菜を届けることになった少女の秋物語。
内容説明
秋は、いつもの道をそれて、林をぬけて、家にかえる。わたしのお気にいりの道。林をぬけると、りんご畑、ぶどう畑へとつづく。畑では、とうさんと、かあさんが働いている。ある日、とうさんの使いで炭鉱の町のおじさんちに、ぶどうとりんごを届けることになった―。北海道の秋と、そこに生きる少女と家族の生活を、色彩豊かに描いた絵本。
著者等紹介
小泉るみ子[コイズミルミコ]
1950年、北海道美唄市に生まれる。5人兄弟の末っ子として農村で育つ。15歳の秋、母の急死で離農、札幌へ。早稲田大学文学部を卒業後、本格的に絵を志す。以降、主に児童書や教科書のさし絵の分野で活躍。日本児童出版美術家連盟会員
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
133
この絵本は本当に絵を楽しむ絵本です。絵の色合いや季節感を感じさせてくれる本で小泉るみ子さんという人の筆遣いも素晴らしい感じがあります。1頁ごとにめくると絵を1枚ごとに鑑賞している気分にさせてくれます。いい絵本でした。お気に入りさんありがとうございます。2016/10/07
シナモン
116
北海道の秋。色彩が豊かでどのページもはっとするほど美しい。北海道のスケールの大きさも感じる。紙の質感も好き。秋になるたびに読みたくなる一冊です。2021/09/30
ままこ
95
秋色に染まった林にサワサワと野原を吹き渡る風。収穫の農作業。女の子の素直な心の内がよく現れている淡々とした文。郷愁と共に深まりゆく秋を感じさせてくれる絵本。2020/10/07
はる
62
北国の美しい秋の風景と、懐かしい暮らし。自分とは時代も場所も違うのに、まるで自分の記憶のように懐かしい。落ち葉を踏みしめる感触、秋の眩しい夕日、少し冷たい風…。黄金色の世界に引き込まれる。どのページの絵も素晴らしくて、秋が待ち遠しくなります。2020/09/16
はつばあば
61
昔の風景がそのまま私の中で蘇る。今のように開けていない。北海道のように広くはないが田舎道。川も小さい川だがススキが。?おじゃみのような草は春だったかな?秋だったかな?。はさ掛けの間を通り抜けては叱られ、稲穂が身に付くと痒くなり・・。果樹園とまではいかないが柿とぶどうが。年齢が変わらないような作者さんに親近感を覚え、巧みな色使いに、これからの子供にもこの様な風景を、過疎では無い日常を残してあげたいと思う。2016/10/20




