出版社内容情報
小学校3年生のとき、ラジオで自転車の詩を聞いた美由紀さんは、自転車にのってみたくなった。おかあさんのきびしい特訓をうける。
内容説明
ひとは見えなくて、かわいそうというけれど、わたしはかわいそうな、女の子じゃない。「自転車にのって、風をきって走ってみたい。」ある日、美由紀は自転車に、挑戦した。わずか500グラムで生まれ、生きぬいて、いま、16歳。美由紀さんが、自分の9歳のできごとを絵本にした。
著者等紹介
井上美由紀[イノウエミユキ]
1984年、福岡県久留米市に体重わずか500グラムの超未熟児として誕生。視力を失いながらも危機を脱し、母、美智代のなんでも体験させる教育で、ゆたかな幼児期をおくり、のびのびと自己主張をする、少女に成長する。福岡県立福岡盲学校小学部、中等部をへて2000年、福岡県立福岡高等盲学校に入学、現在2年生で在学中
狩野富貴子[カリノフキコ]
高知県に生まれる。広告関係の仕事を経て、絵本、さし絵の世界に入る
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