出版社内容情報
世代を越えて読み継がれた青春の1冊。成功よりも「良い人生」を生きたい人におくる、生きる勇気と喜びがわく19編の小さな話。
内容説明
本当に大切なものはあなたのすぐそばにあります。勇気を失うな。心に太陽を持て。1935年に出版されてから66年。世代を超えて読み継がれてきた青春の1冊。21世紀も、大切な誰かに伝えたい。勇気がでる。喜びがわく。19篇の小さな話。
著者等紹介
山本有三[ヤマモトユウゾウ]
1887年(明治20年)、栃木県に生まれる。東京帝国大学独文科を卒業後、1920年に戯曲『生命の冠』で劇作家として出発した。その後、『波』『真実一路』などで小説家としても活動。逆境に立ち向かい、真剣に生きる人間の姿を書いた作品が多く、『女の一生』『路傍の石』などの長編小説や、戯曲『米百俵』が知られている。1974年(昭和49年)没
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニャン
4
短編集。世界の偉人の話に特に感銘を受けた。物語を久しぶりに読んだので、特に感動が大きかった。ファラデーの話とパナマ運河の話が特に気に入った。人生について、社会について、考えさえられる一冊。とてもよかった。2017/11/18
たぬきそば
2
どれも、胸を打つ話ばかり。しかしそれは感動だけでなく、警告か。世の中で人間が生きていくなかで、きっとくるであろう迷い、焦り、不安な時期にきっと指標になってくれる素晴らしい本。自分の身内、はたまた子孫に遺したくなった。そっと本棚に入れたい一冊。 100万部くらい印刷して、みんなに手にとってほしい。2018/01/31
ろな
2
「ここにある言葉や考えは、まさにいまぼくらが忘れかけている、けれど誰もが人間らしく生きていくのにいちばん大切な知恵や勇気や工夫や願いや、強い意志の示し方やその上手な受け止め方の総てが、まさにシムプルに描かれている。『真実一路』の行動や『路傍の石』のような名も無き人の真に生きる意味が、シムプルであるが故に、珠玉のように胸を打ち、震わせる」大林宣彦氏による解説より2013/08/31
あふろちゃん
1
世界各国の短編の深いぃ~お話がつまってる1冊。ラストの「パナマ運河物語」が凄い!! 気が遠くなる、想像を絶する物語だけにみなさんにおすすめしたい。2013/05/18
三丁目の書生
0
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20160411/p12016/04/12