21世紀によむ日本の古典〈5〉枕草子

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  • サイズ A5判/ページ数 157p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784591067697
  • NDC分類 K918
  • Cコード C8095

出版社内容情報

宮廷で宮仕えした清少納言があふれる知性と鋭い観察眼でつづった日本古典の代表的随筆文学を、原典の香りを生かして訳す。

目次

春はあけぼの
ころは正月
大進生昌が家に
上にさぶらう御猫は
すさまじきもの
にくきもの
心ときめきするもの
木の花は
鳥は
あてなるもの〔ほか〕

著者等紹介

西本鶏介[ニシモトケイスケ]
1934年、奈良県生まれ。国学院大学日本文学科卒業。昭和女子大学文学部教授。作家、評論家。各ジャンルにわたり著書多数。監修した主な本に、「教科書にでてくる詩や文の読みかた つくりかた」シリーズ(全10巻)、「10代の名言集」シリーズ(全10巻、以上ポプラ社)、「世界の名作」シリーズ(全18巻、小学館)などがある

黒沢弘光[クロサワヒロミツ]
1945年、群馬県高崎市生まれ。東京教育大学大学院修士課程・博士課程修了。73年より東京教育大学附属高校(現・筑波大学附属高校)教諭。『現代漢和辞典』(大修館書店)編纂のほか、『広辞林』(三省堂)、『日本語大辞典』(講談社)など、多くの辞書に執筆。著書に『日本名歌曲百選 詩の分析と解釈』(音楽の友社)など

蓬田やすひろ[ヨモギダヤスヒロ]
1941年、北海道札幌市生まれ。電通勤務の後、フリーのイラストレーターに。78年講談社広告賞、89年朝日広告賞、92年講談社出版文化賞「さし絵賞」をそれぞれ受賞。現在、ポスターや装画、さし絵の世界で幅広く活躍中。さし絵の作品に、『雨月ものがたり』(講談社)、『木洩れ日の坂』(毎日新聞社連載小説)他多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とみみ

7
図書館本。大河ドラマ光る君へからの枕草子。前回のストーリー仕立ての枕草子より着実に翻訳したものという感じ。でもこのほうが枕草子読んでると実感できる。言い回しも翻訳調で原文も確認したくなる。「心ときめきするもの」や「にくきもの」「すさまじきもの」の章はほんとに現代にも通じてわかるわかる!と言いたくなる。インスタだったらいいね!ってみんな付けるだろうな。千年も昔とはいえ人間の思うことってそんなに変わらないのね。こういうのいいよね?こういうのダサくない?こういう人ヤバいよね!みたいな。写し継がれてたのがわかる。2024/05/26

masa

1
昔も今も人の思うことってかわらないなぁと思った。2015/12/06

みるみる

1
清少納言って面白い人だな。こう言う古典のエッセイって「徒然草」位しか本気で読んだことなかったけど「枕草子」もなかなか面白かった。すごく正直で強気なんだけど、ふと弱気な事言ったりする所が良かった。他の古典も読んでみよう。2012/06/17

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