出版社内容情報
障害のある人や高齢者が生活していく中で不便に感じる物事をとりのぞくために必要な、基本的な考え方をやさしく説明します。
内容説明
「バリアフリー」「バリア」は「壁」。行く手をはばむ物です。「フリー」は「とりのぞく」という意味です。たとえば、歩道の段差をとりのぞくということは、車いすを使っている人にとっての「バリア」を「フリー」にすることです。人間は便利な物や技術をたくさん考えだしました。…でも、あまりに急いで考えたので「バリア」がいっぱいになりました。すっかり忘れていたのです。つくりだした物を使えない人がいることを。同じ社会に生きている「みんな」がいることを。思いうかべてみましょう。「みんな」の中に、あなたが感じられなかった「バリア」を感じている人がいることを。「いっしょに」歩こう！「いっしょに」あそぼう！みんなで「いっしょに」たのしむ方法を考えよう！みんなで「いっしょに生きていくために」。小学中・上級向。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Miki Shimizu
1
これ好きー！まずはトランプから。左利き、お年寄り、目が見えない人…と、解説、写真つきで、どこが困るか、どうすれば使えるか、みんなが使えるには…とバージョンUPしていく。シャンプーのギザギザもここにあったら？こんな形なら？と、全て例が写真付き。あとはいろんな人に困ること、不便なこと、ちょっと疑似体験がのってます。2014/01/09
