出版社内容情報
なみだがいっぱいたまった目で、ゆうすけが見たものは、鬼ごっこのすきな小鬼でした。小鬼をつかまえないと、ゆうすけも鬼にされてしまいます!
内容説明
なみだがいっぱいたまった目で、ゆうすけが、そのふしぎな生きものを見たときから、おにごっこは、はじまっていたのでした。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小夜風
21
【小学校】読み終わってビックリ。「ともだちや」の降矢奈々さんの挿し絵でした。気づかなかった(笑)。「下見て、めそめそすんな。上見て、どかんと泣けよ。」ゆうすけが上を見ながらぶわぁっと泣いてる絵がすっごい印象的。面白かった♪2015/05/09
れい
4
こおにとの鬼ごっこは、現実ともリンクして…できなかったことがいつの間にやらできて…成長っていいね。2014/11/02
まりこ
3
ゆうすけは、泣いてるところを誰にも見られたくないから土手に行った。土手のねむの木には、こおにがいた。そのこおにが、おにごっこしよう、って。「どうせなくなら、上見て、どかんと なかなきゃな」って。 文字の大きさとボリュームは低学年から。お話しは掴みどころがない感じがするけれど、低学年はどんな風に読むのだろう。2013/11/25
けい
2
みんなと一緒に竹登りなんかしない、そんな男の子が、一皮剥けて、いい感じになっていく。目に涙(とか汗)があると見える鬼って設定も、何だか自然でいい。一所懸命、体を動かすのって悪くないよね。なんだかホロリとした。2015/11/05
頼ちゃん
2
絵が可愛くて低学年にもよみやすい。上を向いて泣こう!2015/06/30