出版社内容情報
さまざまなこどものタイプに合わせて、すすめたい絵本を専門の二人が対談形式で紹介。絵本の読み方・楽しみ方がわかるガイド本。
内容説明
友だちとなかよくなれる絵本ってない?子どもと会話がはずむおとうさんの絵本は?とにかくワクワクドキドキできるのはどんな絵本?さまざまな相談にこたえて、子どもの本屋さんのまさこさんと、作家のりえさんが、すてきな絵本を紹介します。
目次
第1章 ともだちづくりはクルクルクッキー
第2章 きょうだいってフクザツ
第3章 うまくやれること、やれないこと
第4章 おとうさんと読む、おとうさんと遊ぶ
第5章 いのちにふれる、だきしめる
第6章 どうして?どうして?
第7章 とことんわくわくハラハラドキドキ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
14
村中李衣さんと横山眞左子さんの絵本対談。この深読みはさすがプロ!と唸ってしまいます。海外では絵本にカバーがかかっているのは殆どないとか、流通の関係で、など程度に知っていましたが、その事情も書いてあり納得しました。とても知りたかったこと。2022/06/29
さくらもち
7
下関の児童書専門店「こどもの広場」の横山さんと、作家の村中さんが会話している形式。出版が古いので絵本の種類は少し前の感じだけど、紹介の仕方とこどもをみつめる視点、飯野さんの挿絵が素敵です。2014/02/22
LACI
3
項目ごとに最後に記してある飯野和好さんのアドバイスが好き。「何か面白い本ないかって?いっぱいあるよ。でも教えてあげない。自分でさがして。さがしてる時がいちばん楽しいんだからね♡」 勿論横山さん、村中さんの選書やアドバイスも楽しい。2019/07/27
ゆき
0
いやはや、なんて深い絵本の読み込み!さらっと読んでるだけだとこんな風には話せないなぁ…。▼「大嫌い大嫌い…」の連呼で終わる絵本、「さぁ、本当に大嫌いなのかな…?」なーんて終わり方、やっちゃいそうだもんなー。あちゃー、反省反省。読み語り歴が長くなるとどうしても解説入れたくなってしまう…子どもの感性に委ねるように、ありのままに読まなくては…。2023/08/23
はなびや
0
知らない本が多くて読んでみたくなった。村中さんと横山さんの読みの深さが素敵です。絶版かな。手元に置いて時々読み返したい。2019/10/07