出版社内容情報
ひびがはいったつぼは、なかまのつぼがきれいに色をつけてもらったり、町にはこばれていったりするのを、いつもうらやましくながめていた。ところがある日・・・。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
花林糖
18
(図書館本)メキシコのクリスマス行事の絵本。表紙の楽しそうな絵に惹かれて手に取りました。クリスマスに大活躍した失敗作の壺の一生(?)のお話。最後の成功作の壺と失敗作の壺が穏やかに語り合う場面がとても良かったです。ジャック・ケントの絵が楽しくて◎。2020/12/07
花林糖
8
(図書館本/再読)ホアン・ゴメスさんが粘土でそっくりな素敵な壺を二つ作り窯で焼きました。片方はひびが入り失敗。失敗から始まるクリスマス行事のお話。最後に二つの壺が再開して語り合う場面がやはり良いです。2024/12/15
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
ホアン・ゴメスさんの作った2つの壺はそっくり。ところが焼くと、片方はひびが入り売り物になりません。綺麗な壺はゴメスさんの奥さんが水を運ぶのに使われました。ひびの入った壺はゴメスさんの家でピニャータ(の土台)になりクリスマスを迎えます。クリスマスのおはなしではありますが、メキシコの文化的なはなしでもあり、それぞれの役割を考えるおはなしです。2024/12/27
pamplemousse♬
0
ツリーもサンタさんも出てこない、メキシコのクリスマスを描いたもの。知らなかった文化がいっぱいで興味深かった!最後に壺が語り合う場面はなんとも奥深いなぁ。2022/01/10
はるけいみ
0
メキシコのクリスマスの文化が面白かった。壺の話だけど、人間のことを言っているようで奥深かった。絵が可愛くてすき。2018/12/12
-
- 和書
- 図説物理