出版社内容情報
タイムスリップした晴香は少女時代の祖母に出会う。戦争時代をひたむきに生きる少女の姿を通して命の大切さと思春期の心情を描く。
内容説明
１２歳の夏。不思議な力に導かれ、晴香は６０年もの時をさかのぼった―そこで出会った少女と交わした約束。「お願い、あの人をまもって」「かならず…約束する」ひとつの命へのふたりの思いが、いま、時をこえる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夏海
3
タイトルに惹かれて、ファンタジーかな？と読み始めましたが、戦争という過酷な時代を生き抜いた少女の物語でした。ごく平凡な少女や家族やご近所さんの生活にだんだんと戦争が広がる様子がリアルでした。戦争を体験していないから、本当の喪失感はわからないけれど、やはり風化させてはいけないと思います。2020/11/23
シャチ
0
面白かった。子供の夏休みの感想文のために借りてきた本を先に読んでしまいました。やっぱり木には神様いるよね。2014/07/20
