出版社内容情報
おしゃれな王さまが、すばらしいふくをしたてた者にほうびをだすといいました。でも、やってきたのは大うそつきのしたてやで・・・。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜(いざよい)
13
皆が皆、見栄をはって口を揃えて嘘を言うのだから滑稽なものだ。気位の高い王さまを騙して裸でパレードをさせたのだから、この2人のニセ仕立て屋はこの後おそらく…。虚栄心はほどほどにって事ですね。2017/05/28
白雪ちょこ
7
虚栄心や見え張り。 それがどれだけ恥ずかしいか、ということを子供達に教えているような物語。 「正直な人には、見える服なのです。」 これを真に受けている王様の、なんとまぬけということか。 しかし、それに合わせて笑みを浮かべ「私も見える」と言っている町民達も、子供からしたら「何で嘘を言っているんだろう?」と言う滑稽な姿に見えているだろう。 大人の嫌な面を、面白おかしく描かれている絵本だと思う。
喪中の雨巫女。
4
《書店》大人の嫌な面をみたな。2011/09/18
はる
1
家にありました。パンツ履いていたら裸ではないと私の持論。2015/06/18
καйυγα
1
言いたいことも言えない心理や環境って嫌い。相手の機嫌や周りの目を気にするとか、なんでそこまで配慮しなきゃいけないの?社会性や常識の檻にぶち込まれた大人ってホントに不憫。自分は相当な自由人間だし、適当なことばっかやっているどうしようもないヤツだね。それでももっと自由に生きたい。2014/06/14
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- 和書
- こころのどこかに。