出版社内容情報
新しいおひなさまが欲しくてならないかこちゃんに、家族がプレゼントしたものは・・・。あたたかな心の交流を描いた絵本。
内容説明
みなこちゃんのおひなさまがうらやましくてならないかこちゃんに、「ねえ、みんなでおひなさまをつくってあげようよ!」おねえちゃんのアイデアで、かぞくのみんなはにんぎょうづくりをはじめます。かみねんどに、りんごのはこ、はぎれに、マッチぼう…。みぢかなざいりょうで、いったいどんなおひなさまができるのでしょうか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
20
青森のりんご農家さん一家と、そのお隣でおばあちゃんとくらす女の子(ご両親は東京で出稼ぎされている)のお話です。こどもって、物質的にも精神的にも「もういらない!」ってぐらいたっぷり満たされたい!っていう欲望がある時期がある気がする。そして限界や我慢をしるんでしょうけれど、このお話はそこをしっかりカバーしてくれて胸キュンです。2018/02/27
ヒラP@ehon.gohon
17
手作りのおひなさまのぬくもりが伝わってきました。 リンゴ農家の素朴なひなまつりですが、どことなく知っている顔に似てくるのもわかるような気がします。 お金はなくても、思いやりという大切なものが込められた絵本です。2019/01/26
ゆるまる子
16
図書館 ひな祭りコーナーにて。借りて読もうと思いましたが、今日3月3日に読むべき絵本と思い図書館にて読了。かこちゃんが寝てから、家族みんなでナイショで作った雛飾りを見て「わあ!」と喜ぶかこちゃんかわいかった。うちの息子が小さい頃サンタさんからのプレゼントを見つけて、わぁ!と喜んだ顔と重なりました。(2024-11)2024/03/03
いろ
14
息子も8歳,そろそろ…と雛祭り絵本は1冊だけ。家族がかこちゃんに内緒で手作り雛人形を♪というお話。紙粘土の手作り工程が,番号順に絵付解説してあり,息子は興味を惹かれていた。立派な雛人形をうらやむ かこちゃんの気持ちもよく分かるし,それを汲み取って対応する家族が,買うのではなく皆で和気あいあい手作りするところ,その作品を見てとっても喜ぶ かこちゃんが,それぞれ微笑ましかった。お隣の みなこちゃん家族の気持ちや みなこちゃんを思いやる かこちゃんとその家族の気持ちも丁寧に描いてあり,温かい気持ちで読了。2016/03/08
niaomi
10
かこちゃんのために家族が紙粘土などで工夫してお雛様を作ってくれる。かこちゃんはご両親と離れて暮らすみなこちゃんの淋しさを感じ、お家に誘う。みんなが思いやりの心を持っている。あったかい。2016/02/23
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