ミステリー＆ホラー文学館 ワルガキＶＳ．死神 さいごの戦い―地獄堂霊界通信

香月 日輪【作】/前嶋 昭人【絵】

ポプラ社（1997/10発売）

• サイズ A5判／ページ数 246p／高さ 22cm
• 商品コード 9784591054819
• NDC分類 K913
• Cコード C8093

出版社内容情報

狩り集めた人の魂のエネルギーで、異界の扉をあけ怪物を呼び醒まそうとする死神。最強の敵とワルガキたちの戦いがスタート！！

内容説明

史上最強の小学生、てつし、リョーチン、椎名の三人と、死神の決戦の日がついにやってきた！！あまりにスゴすぎる強大な敵を相手に、愛と、勇気と、ふしぎなパワーで、立ちむかう！！世界をまもるのは、もう、三人悪しかいない。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[hannahhannah]

ファースト・シーズン完結。三人悪と因縁ある死神との決着がつく。やっぱ地獄堂霊界通信は前嶋昭人の絵にかぎるわ。どれだけ原作者の香月日輪に悪く言われようが、地獄堂の絵は前嶋さんの絵がしっくり来る。児童書だけど「依童」や「因果律」、「栄耀栄華」など子供には難しい単語も出てくる。説教臭いけど、今読んでもなかなか面白い。

2022/09/15

[奥山 有為]

おもしろかった。物語の最後らしく盛り上がって終わった。小さい時は図書館でも絵で敬遠して読んでなかったのが残念。早く読んでおけばよかったー。

2015/09/21

[蝉海]

今回初めて、新装版（完全版）と読み比べというものをやってみたのだが――いやはや、これはたしかに旧版に固定ファンがつくはずだ。細部に至るまで、挿絵やデザインが物語の世界観を引き立て、一部などは物語と完全に一体になっている。このシリーズは、挿絵がどうのとファンの間で長年色々物議を醸していたようだが、本書を読む限り、著者とイラストレーターとが互いにリスペクトし合ってなければこうはいくまい。シリーズの他の旧版も読んでみたくなった。

2015/01/30

[とことこ]

まさに絆と友情が試される戦いでした。そして守りたいという気持ちは一番強いんじゃないかと思う。またこのメンバーに会いたいです。２はもっと大人になったみんなに会えるのかしら？

2011/11/13

[sira]

竜也兄もふくめて、このシリーズに登場する子どもたちって私よりずっとシッカリしてると改めて思った。それにしても、前巻を読んでから時間が空いてしまったのだけど……おやじが格好良い。駄目だ、もう喰えないお爺さんが好きなことを否定できないな。

2011/03/15