内容説明
五年生の始業式。クラスがえの終わったざわめく教室にまわりとは、ちがう空気に囲まれて、風花がいた。悠子のなかで何かが、かわっていく…。1番は、うれしい。でも、1番だと息が苦しくなる。たとえば、もし、わたしが勉強も運動もできない子でもそれでも…好き。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナナ
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小学生の時、悠子たちと同じくらいの頃にこのタイトルを見て手にとって読み終えて歯を食いしばって泣いた。そのときはまだそれでも自分はどこへも行けない、逃げられない、がんばらなくてはいけないと思っていたから。風花と出会えた悠子が死ぬほどうらやましかった。…15年経って読んで、改めて、小学生の人にも、小学生を生き延びた人にも、手遅れなのではないかと感じている人にも読んで欲しいと思う。手遅れじゃないから。自分のなかに風花を住まわせることが出来るから。2017/08/28
kaffy
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小学校5年生の主人公の話だったので、長女向けに図書館より借りてきた。2013/07/13