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出版社内容情報
増山たづ子さんは岐阜県の徳山村に生まれる。戦争に夫をうばわれ、今、またダム計画で故郷を追われたたづ子さんの70年の記録。
内容説明
「カメラばあちゃん」こと、増山たづ子さんは、岐阜の山里、徳山村に生まれた。戦争から帰らぬ夫を待つうち、村がダムで沈むと知り、留守をまもる妻として村の記録をのこそうと、録音と写真をとりつづけてきた。いま、泣いて笑ってシャッターをきった2万本以上のフィルムがてもとにのこった。戦争に夫や弟をうばわれ、ふるさとさえもうばわれた70年の人生。この本は、たづ子さんの“アリのたたかい”の記録である。
目次
アリはアリでもながされん
“天国”だったふるさと
戦争ってなんじゃろな
ダムにおわれて
山をおりた人びと