出版社内容情報
山からおりてきたサルが、農園を荒らすようになり、サルを山に返そうとする人ーとサルのチエくらべがはじまります。
内容説明
農作物をあらすサルを、つかまえたりしないで、人とサルの共存をはかりたいと願う人たちの、涙ぐましい10年間の実践記録です。
目次
1 中島農園
2 サルの大群とシンポジウム
3 万田正治先生と恵理子さん
4 サルが花火におどろいた
5 あたらしいこころみ
6 ハイビスカスの花の出会い
7 アニマルセンサーとサル
8 屋久島の雨とカマキリ
9 サルもさるもの
10 ふりだしにもどって
11 サルを山にかえす
12 一九九四年・夏