内容説明
1989年11月20日、「子どもの権利条約」が国連で採択された。しかし、この権利というのはほんとうのところ、なんだろう?おとなになるまえの一瞬を生きるきみが、ほんとうにやりたいことをやる。そのときにきみをまもるのは、きみ自身とこの権利条約だ。きみと「子どもの権利条約」の、ふかくてすてきな関係をかんがえる。
目次
プロローグ “主役は子ども”の時代がやってきた
1 子どもの希望・子どもの権利条約
2 きみは「権利」を誤解していないかい?
3 「義務教育」のウソ、ホント
4 がまん、がまん、いつまでがまん?
5 世界の子どもは、行動している
6 きみの独立宣言
7 「わたしの内申書をみせてください」
8 自分の人権は自分でまもる
9 もうまてない、きみの出番だ―きみたちが地域をつくる
10 日本の政治家さまへ
11 地球人として生きる
エピローグ きみとこの条約とのふかくてすてきな関係
補論 どのようにして子どもの権利条約をつくられたか