目次
1章 勢道(セード)政治の展開
2章 洪景来(ホンギョンネ)の乱
3章 租税取り立ての強化
4章 1862年の民乱
5章 大院君(テウオングン)の内政改革と対外政策
感想・レビュー
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がんぞ
2
興宣大院君の権力掌握までの“悪行”(カモフラージュのためという説もある)が省略。冒頭要約で「対外政策における強硬策は…主体的な姿勢を確立した上で開国という抵抗」と天主教国民と仏人宣教師3名を処刑したのを弁護。貧しい国だから植民地化する価値がないので放っとかれた。清の属国である上に劣位悪。科挙も暗行御吏も還納も、両班が利権を貪る制度に変える愚劣。絵には荷車や染色衣服があるが、文明が退化して持ってなかったはず。滅びた民俗だが男子は室内でも変な帽子をかぶるのだろうか。剣も日本刀みたいに描き、反乱は構想もなさそう2015/02/18