心にのこる文学 やさしく川は流れて

生源寺 美子【作】/藤本 四郎【絵】

ポプラ社（1992/01発売）

• サイズ A5判／ページ数 263p／高さ 22X16cm
• 商品コード 9784591033456
• NDC分類 K913
• Cコード C8093

出版社内容情報

昭和の初めにうまれた柊子という女の子の目を通して、肩をよせあい心を一つにして生きていく一家の姿を、川の流れに托して描く。

内容説明

ゼロ歳からの旅は長い。ふかい山から源を発して水のひとしずくがゆく先は知らずひたすらにひたひたと流れていくように―。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[Lisa Tada]

大正時代の　中流階級庶民の子供たちをとりまく世相などが　しっとりと描かれている。

[ふたご星]

読んでいて、何か同じ空気感のある本があったなあと、記憶を辿ると、井上靖氏の「しろばんば」だった。インパクトがある内容ではないのだけど、ある時代の、日本の地方の子供達を取り巻く環境や、子供目線の暮らしが描かれている。

2014/07/25

[田(ﾟ_ ｡)村]

1998/08