出版社内容情報
三人組の住む花山町のお祭りが近づいた。今年はとだえていた舞いを復活させるという。それがハチベエの恐怖のはじまりとなった・・・。
内容説明
小学中級以上。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オーウェン
46
シリーズ33作目は秋祭りが舞台。 とはいえ秋祭りをやっているとこが身近になく、個人的にはそんなのあるんだと不思議な感じ。 とんとん拍子に秋祭り開催が決まり、ハチベエは稚児舞いと呼ばれる踊りを練習し、クラスメイトは手作りで神輿を作ることに。 タイトルの神様体験というのはハチベエのことで、記憶力が抜群になりテストでも100点満点連発。 そして本当の神様へとなるシーンも。 ただしあまりにも非現実的な世界なので、これを小学生が見て理解しろというのは難しいのでは。2021/05/18
読み人知らず
5
怖い話、だと思う。トランス状態に陥ったハチベエの見た世界はあまりにも飛躍しすぎて怖い。真似をするには危険。運動会との繋がりもあっておもしろい2008/01/29
なおなお
3
タイトルからして、ズッコケ三人組が何か宗教を始めるのかと思ったが、読むと違った。地域の秋祭りに参加するためにお神輿を作ったり、祭りが盛り上がる楽しさだけでなく、ハチベエにミステリーな事も起こったり、相変わらず飽きない展開だった。2019/10/23
菱沼
2
面白かった。「お祭り」ということそれだけで、すでに半分興奮状態に陥ってしまう人たちが知り合いにいるので、常ならぬ状態というのもあり得るかと思った。もちろん、神様になることはないけれど。今年の職場周辺の夏祭りは、御神輿の担ぎ手が集まらなかった。お祭り男たちは気持の持って行きどころに困っただろうと思う。2014/09/09
kabeo
2
ズッコケ三人組シリーズ33作目。ハチベエが神様にとりつかれていたかいないかは謎ですが、あのハチベエを気絶させる稚児舞いはすごい踊りだ。脊髄が刺激を受けて記憶力がアップするってちょっとありそうです。2013/11/28