出版社内容情報
花山第二小学校の運動会が近づいた。花形スターになれる唯一の機会と、ハチベエは大はりきり。ところが、強力ライバル出現!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オーウェン
43
シリーズ27作目はこれまでなかったことが不思議な運動会の話。 小学生の中でも重要なイベントであり、6年生になると騎馬戦や組体操で主役になれる最終年。 その主役3人組以外にもう一人重要な人物である宮下努が出てくる。 運動能力抜群のハチベエに対抗できる存在だが、兄との経緯によって性格に難がある。 自分を受け入れて本番で応援する姿には胸を打つし、運動とは縁のないハカセとモーちゃんの徒競走への取り組みも新鮮だった。2021/04/10
なおなお
3
ズッコケ三人組の大運動会。かけっこが得意なハチベエの元にライバル出現!ハカセやモーちゃんもライバル対決に巻き込まれる。運動が得意な子、そうでない子それぞれの運動会をよく描いている。特に運動が苦手なハカセの成長ぶりはすごい!2019/09/06
ダイアナ
3
私の世代はズッコケ三人組と同じく運動会と言えば夏休み明けだったが最近は5月くらいのところが多い気がする。走りの早いハチベエに転校生のライバルが出現。彼の存在がハチベエのやる気に一層火をつける。騎馬戦の思わぬ事故や転校生の家族事情も絡まり爽やかな展開からは少し遠ざかるも、トレーニングを通して最後にはあっと驚く(言い過ぎ?)結末が。今年は甥っ子の運動会も最後。重ね合わせて読んで幾分しんみりもした笑2018/04/09
菱沼
2
運動会はもとより、オリンピックにも高校野球にも興味のない私。でも、ハカセやモーちゃんの素直な気持がとてもいいと思う。運動会と言えば、とある高校で見た「スエーデンパン食いリレー」が面白かった。第1走者、第2走者と食べるパンの数が増えていく。最後の走者は6個のあんパンを前にしていた。運動会は、やはり若い子たちのものだと思った。2014/08/11
読み人知らず
2
特にハカセは頭を使ってのトレーニングで成果を出すあたり、素晴らしいです。 2007/12/01