- ホーム
- > 和書
- > 児童
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
内容説明
州男、人間はね、にくむよりも愛したほうがしあわせに生きていけるんだよ。にくむよりも、愛したほうが…。人を信じられず、なやんでいたぼくを、やさしくはげましてくれた病床の母。母とすごした最後の1時間―3千6百秒の1秒1秒を、ぼくはけっしてわすれない。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
航輝
2
図書館本 戦時中のお話 戦時中はものが少なく病気の人にも何も出来ないそんな後悔の念がありありと伝わってくる 母の最期の言葉が残る 人は愛する方が良い2021/10/21
Tsunoda Kazuhiro
0
太平洋戦争中に過ごした幼年期の母との出来事と亡くなる母親が著者に告げる言葉と思い。旧制中学での勤労奉仕の経験が書かれています。著者のバックボーンが書かれています。これが著作の中に出ていると思います。作品の『ゴクツブシの天使』は勤労奉仕の経験を踏まえているように思います。この作品だけでも感銘を受け、当時のことに思いを馳せますが、他の著作を理解するうえでも読んだ方が良いと思います。2023/04/21