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出版社内容情報
ニューギニア大湿地帯で、三億年前の巨大生物が発見された。鬼太郎たち探険隊が調査にでかけたが、そこで思わぬトラブルが発生!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nakanaka
71
大海獣のアニメの映画版を観たことがありますがこの作品とは大きく内容が異なりますね。鬼太郎が大海獣になってしまう件はそのままですがロボット大海獣との対決は意外でした。天才少年山田秀一の歪んだ性格と鬼太郎の誠実さとの対比が明確でわかり易かったですね。いつもは鬼太郎を困らせているねずみ男も今回は鬼太郎を助ける一役を買っていて気持ちが良いです。定番にもなっている「ビビビビ」というビンタが大好きです。2016/11/07
詩 音像(utaotozo)
17
図書館放出本。水木しげるによる、漫画ではなく絵本のシリーズの一冊。こんなのがあったのかと思わず確保。1ページか見開きに一つのイラストが大きく書いてあるので、丁寧なタッチが存分に堪能でき、満足。海上自衛隊艦艇のメカ描写が光る。肝心の「ラジコン大海獣」は物語後半もかなり過ぎて登場。大海獣対抗策ロボットで、ゴジラ対メカゴジラ的発想。水木による鉄人28号のパロディとも捉えられる。操縦者の山田秀一少年も外見だけは、なんだか正太郎君的。ねずみ男の再登場場面が意外にもカッコイイ!台詞で大塚周夫の声が脳内に響く。合掌。2015/04/12
じょうき
13
図書館本。大海獣と戦う物語かと思いきや、大海獣になってしまった鬼太郎と彼を敵視する天才少年の戦い。これだけ短いのに目まぐるしい展開で、どうなる?と先が読めない。理解されない海獣になってしまった悲哀が描かれつつ、そこはいつもどおり淡々としている。詳しくないので間違っているかもしれないが、小道具含め、ゴジラを意識しているように思う。今回のねずみ男は味方寄り。最後に妖怪たちが踊っている様子が、彼らの日常に帰っていく様子を表しているように感じ、何だか余韻がある。2024/08/11
hoguru
6
息子7歳1人読み2018/10/29
akiu
5
ゴジラ対メカゴジラ。話がいろいろと雑ですが考えるひまをこちらに与えない超展開であり、これはこれでおもしろかった。サラマンドラの毒って何…? 他にも、大海獣が放つ「みょうな光線」を機械がくらうと毛だらけになっちゃうとか、天才科学者の山田少年が2日間でラジコン大海獣を作ったりとか、鬼太郎は強い体力で放射能の毒を小便にしてながしてしまうとか、なんかすごかった。もっとすごいことがあったけどネタバレなのでひかえる。たまにはこうあらっぽくてスケールのでかい話もありか。2018/09/01