- ホーム
- > 和書
- > 児童
- > 創作絵本
- > 民話・神話・古典絵本
出版社内容情報
おれはこの村をものぐさばかりの、しずかな村にしてくれるんじゃと、ごんべは太陽をかちわりに、こっぱ山をめざした。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅花
13
ごんべさん、怠け者なのか働き者なのか分からない。高学年のうちの子どもは、そのエネルギー他の事に使ったら?と突っ込んでいたけど、面白かったそうだ。途中までは少し先が読めたけど、カマキリまで出てきて、意外な展開。2017/03/07
ヒラP@ehon.gohon
9
怠け者といわれるごんべさんですが、これと決めたら頑張りは半端ではありません。 お日様を鎌で勝ち割ってやるとばかりに、日の沈む山を目指して駆け回るごんべさんは、決して怠け者ではありません。 でも、ごんべさんがいなくなってから、大量に飛んできたカマキリのしぐさはごんべさんそっくり。 はらだちごんべさんのぎょろ目が、後でわかりました。 軽い昔話ですが、子どもたちは興味をもって聞いてくれたように思います。2016/11/28
ツキノ
4
図書館の書庫の絵本を読もうキャンペーン・40 「おはなし名作絵本」は必ずやおもしろいという安心感があることに気づく。「はらだちごんべ」のユーモラスな顔立ちがいい。お日様を追いかけるシーンはなかなかの迫力。武蔵の国でかまきりを「はらだちごんべ」と呼ぶいわれ話。創作?それともほんとうに?舟崎克彦さん、金沢佑光さんのプロフィールの絵も文もいい。2017/05/14
こどもふみちゃん
2
武蔵の国で、カマキリの事を「はらだちごんべ」と呼ぶようになった由来。4・5・6・7・8・9歳向け。2013/08/31
あるちゃ
2
じゃあカマキリにカマを振り上げられる私は働き者ってことね(笑) ところでごんべさん、決してなまけものじゃないですよね? その情熱を働くことにか傾ける事ができれば村一番の働き者って呼ばれたと思うのですが。 昔話にはたまにこういう人が出てくるのですが、周りが上手く操ることができればかなり使える人材だと思うんですけどね… どうなんでしょう。2012/06/24