出版社内容情報
やせの花は、やせこけた子牛でした。でも、気の強いこの牛は、闘牛としての訓練をかさねて強い牛へと成長していきます。ほか4編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
paf ❤︎
25
図書館の椋鳩十を少しずつですが掘り起こしています。このごろの子どもは、こんな古い(しかし大変上質な)児童書は読まないから、動きのない本はいつか処分してしまわれそうで大変心配。あ、いつも利用する図書館は永久保存よ。日本のシートンなどと言われますが、私にとっては椋さんの文章は、人情味に溢れ、家族の祖父母からの語りを聞くよう。鼠から熊や果ては河童まで、野生なり、人間のすぐそばなりの生活を、鮮やかに教えてくれます。動物にも人と同じく心が有るのだ! さ、うちの猫ちゃんを大事にしよう。2019/08/22
suiu
2
動物を観察する暖かい眼差し。 地方の言葉を使って、乱暴なように聞こえるけれど、正しくてテンポの良い会話と文章。 人物や風景の登場が、自分が歩いてそこへ近づいたように自然に登場して、気づけば物語の中にいる。 大人も子どもも、必死になってやせ牛を応援してしまう。 教科書に載る話だけでなく、もっと子どもたちに触れてほしい作家です。 長野県喬木村の今年の読書感想文コンクール、5、6年の課題図書。2020/07/27




