出版社内容情報
文理の枠にとらわれない幅広い視野を身につけ、情報社会におけるAI倫理、AIガバナンス、情報法、さらに責任あるAIを実現するための技術について学ぶことができる。データサイエンティストにとって実務上重要な分野として、AIやデータサイエンスに関する最新の法制度やデータおよびオープン・ソース・ソフトウェア・ライセンスの取り扱いも加え、AIと社会における多岐にわたる学際分野を網羅的に取り扱う。学生および社会人のデータサイエンティスト、およびAI・データに携わる実務家を対象とする。
【目次】
はしがき
序 論 [鈴木健二]
◆第1部 AIとは何か? 何が問題か?―総論―
第1章 AIの歴史と動向 [新田克己]
第2章 生成AIの社会課題 [鈴木健二]
・コラム1 トロッコ問題 [鈴木健二]
◆第2部 AIに何ができて、何ができないか?―技術―
第3章 深層学習 [新田克己]
第4章 大規模言語モデルとトランスフォーマー [山田寛章]
第5章 説明可能なAI [鈴木健二]
第6章 機械学習における公平性 [鈴木健二]
◆第3部 社会問題としてのAI―法律―
第7章 AIと著作権法 [鈴木健二]
・コラム2 パブリシティ権 [鈴木健二]
第8章 AIと特許法 [新田克己]
・コラム3 AIは発明者になれるのか [鈴木健二]
第9章 データ保護法制とAI開発 [鈴木健二]
・コラム4 有害なデータの除去と大規模言語モデルにおけるマシン・アンラーニング [山田寛章]
・コラム5 マシン・アンラーニングの法的役割 [鈴木健二]
・コラム6 忘れられる権利をめぐる日本の判例 [鈴木健二]
第10章 オープン・ソース・ソフトウェア(OSS)ライセンス [鈴木健二]
◆第4部 AIと私たちの社会―AIガバナンス―
第11章 AIの倫理と社会的リスク [市川類]
第12章 AI規制とガバナンス [市川類]
第13章 EU AI法 [鈴木健二]
・コラム7 顔認識AIと規制 [鈴木健二]
第14章 日本でのAI法 [鈴木健二]
索引
内容説明
生成AI時代に幅広い視野を獲得するための画期的教科書。本書の特徴。1.AIと共存する社会において何が問題なのかを分野横断的に説明。2.先端的な議論をかみ砕き、実務に即したイメージが持てるように配慮。3.とくに理系学生・実務家に向けて、数式も交えつつ技術を丁寧に解説。
目次
第1部 AIとは何か?何が問題か?―総論(AIの歴史と動向;生成AIの社会課題)
第2部 AIに何ができて、何ができないか?―技術(深層学習;大規模言語モデルとトランスフォーマー;説明可能なAI;機械学習における公平性)
第3部 社会問題としてのAI―法律(AIと著作権法;AIと特許法;データ保護法制とAI開発;オープン・ソース・ソフトウェア(OSS)ライセンス)
第4部 AIと私たちの社会―AIガバナンス(AIの倫理と社会的リスク;AI規制とガバナンス;EU AI法;日本でのAI法)
著者等紹介
鈴木健二[スズキケンジ]
1999年東京大学大学院工学系研究科電子工学専攻博士課程修了後、東京大学生産技術研究所、フランスIEMNを経て、2001年ソニー株式会社に入社。現在、東京科学大学データサイエンス・AI全学教育機構特任教授、名古屋大学数理・データ科学・人工知能教育研究センター客員教授、情報・システム研究機構人工知能法学研究センター客員教授、ソニーグループ株式会社Principal Researcher。在職中に中央大学法学部卒業、社会構想大学院大学実務家教員養成課程修了、筑波大学大学院人文社会ビジネス科学学術院ビジネス科学研究群法学学位プログラム(博士前期課程)修了。横浜国立大学、山梨大学、奈良先端科学技術大学院大学、文教大学、東京都市大学においても講義経験を有する。専門は、AIガバナンス、AI倫理、情報法、知的財産法、人工知能。2023年、AI for Content Creation Workshop CVPR2023 Best Paper Award、人工知能学会全国大会優秀賞を受賞。博士(工学)、修士(法学)
新田克己[ニッタカツミ]
1980年東京工業大学大学院理工学研究科電子物理工学専攻博士課程修了。工学博士。同年、工業技術院電子技術総合研究所(現、産業技術総合研究所)に入所。1988年弁理士試験合格。1988年から1992年まで(財)新世代コンピュータ技術開発機構に出向。1996年東京工業大学大学院総合理工学研究科知能システム科学専攻教授、2016年同大学情報理工学院教授を経て2018年同大学を定年退職。名誉教授。現在、東京科学大学データサイエンス・AI全学教育機構特任教授、情報・システム研究機構人工知能法学研究センター特任研究員。専門は「人工知能と法律」、「人工知能とのマルチモーダル対話」など。2014年人工知能学会業績賞を受賞。人工知能学会フェロー
市川類[イチカワタグイ]
1988年東京大学教養学部基礎科学科第二卒業、1990年東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻修士課程修了。1997年マサチューセッツ工科大学技術・政策プログラム修士課程修了。2013年政策研究大学院大学科学技術イノベーション政策プログラム博士課程修了。博士(政策研究)。専門は、技術・イノベーションに係る社会制度、政策論。特に、デジタル・AI政策論、AIガバナンス政策論。1990年通商産業省(現経済産業省)に入省し、その後30年以上にわたって、各種の技術・イノベーション政策、また、近年はデジタル・AI政策に従事。2013年内閣官房IT総合戦略推進室内閣参事官、2017年産業技術総合研究所AI研究戦略部長等、2020年一橋大学イノベーション研究センター教授。2023年に経済産業省を退職し、現在、東京科学大学データサイエンス・AI全学教育機構特任教授、科学技術振興機構研究開発戦略センターフェロー
山田寛章[ヤマダヒロアキ]
2016年早稲田大学法学部卒業後、2021年東京工業大学情報理工学院情報工学系博士課程修了。博士(工学)。日本学術振興会特別研究員(DC2/PD)、東京工業大学(現、東京科学大学)情報理工学院助教を経て、2026年より東京都立大学システムデザイン学部情報科学科准教授。専門は自然言語処理並びに法律情報処理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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