出版社内容情報
戦後日本外交と安全保障の基軸である日米同盟について、これまでの歴史と今後の展望を考察。日本と米国がどのような関係を築こうとしたのかを、「対称性」と「対等性」という視点から論じる。また、日米関係を学ぶ人のための文献ガイドを各章末に収録し、研究の最新動向を紹介する。
【目次】
まえがき
序 章 日米同盟の「対称性」と「対等性」
第1章 日米安全保障条約
第2章 中立化への不安と役割拡大への期待の狭間で
第3章 高度経済成長下における同盟像の模索
第4章 デタント下の日米同盟協力の進展
第5章 「新冷戦」と「新デタント」期
第6章 同盟の「漂流」と「再定義」
第7章 テロとの戦い(9・11)の時代の日米同盟
第8章 中国の台頭に向き合い始める日米両国の試み
第9章 二重にグローバル化する日米同盟
第10章 二重にグローバル化し続ける日米同盟
参考文献
人名索引
事項索引



