出版社内容情報
税理士が専門職業として機能するために最も重要な要件である「独立性」(税理士法1条)について考察。税理士の独立性を支える制度として、税理士会の自律性や税理士に対する監督・懲戒規定、税理士資格制度を検討。さらに、ドイツ税理士法との比較考察から日本の税理士法のあるべき姿を示唆する。
【目次】
まえがき
初出一覧
序 章
第1章 専門職業の概念
第2章 税理士法の変遷と概観
第3章 税理士法1条
第4章 税理士資格及び試験免除
第5章 税理士(税理士会等)の自律性
第6章 ドイツ税理士法における自由専門職性
第7章 ドイツ税理士試験における試験免除規定
第8章 ドイツ税理士法における監督と懲戒
終 章 日本税理士の「独立性」と「自律」に向けて
索 引