日米欧三極関係の成立―「長い70年代」における国際秩序の刷新

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日米欧三極関係の成立―「長い70年代」における国際秩序の刷新

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  • サイズ B5判/ページ数 368p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784589044211
  • NDC分類 319
  • Cコード C3031

出版社内容情報

多極化の時代といわれた1970年代に、サミット、日米欧三極委員会、GATT東京ラウンドといった日米欧を中心とする政治・経済面での協調はどうなされたのか。日米欧それぞれの視点、かつ政治・経済・軍事など多角的側面から新たな国際秩序の模索を検討し、その全体像を解明する。

内容説明

日米欧による国際協調の取り組み―。多極化の時代と言われた1970年代に、新たな国際秩序はどのように模索されたのか。とりわけサミット、日米欧三極委員会、GATT東京ラウンドといった日米欧を中心とする政治・経済面での制度化・協調はどうなされたのか。本書は、日米欧それぞれの視点、かつ政治、経済、軍事といった多角的視点から、新たな国際秩序の模索を検討し、従来は抜け落ちていた日本の視点も含めた国際秩序の全体像を初めて解明する。

目次

序章 戦後国際秩序の刷新と日米欧関係
第1部 三極体制の起源と展開(日米欧三極委員会参加の日本的意義―大来佐武郎を手がかりに;日米欧三極委員会とアメリカ国内政治―ブレジンスキーと「欧州主義者」;草創期サミット再考―日本の「招待」とECの参加を中心に;『成長の限界』―1972年ローマ・クラブ報告書の論争的性格;アパルトヘイトと日米欧関係―南アフリカへの制裁をめぐる三極間の協調とその限界)
第2部 政治経済問題の展開(日米欧が主導した東京ラウンド?―欧州委員会の対日認識の変化を手がかりに、1973~1979年;秩序管理主体としての「日米欧」の形成―日本の通貨外交とG5の誕生、1971~1973年;経済危機に直面するトライアド(日米西欧)―新自由主義と新重商主義の間でのグローバル化の組織化、1973~1986年)
第3部 外交・安全保障の展開(最悪の10年?―ヘンリー・キッシンジャー、三極協力と日米関係;アメリカの陰で―日仏接近と新たな協力についての素描、1968~1973年;冷戦とエネルギー問題の相克―対ソ・エネルギー協力をめぐる米・西独・日の政策的相違;原子力平和利用と核不拡散体制の相剋―カナダのウラン禁輸をめぐる三極間関係、1974~1978年;西側同盟への再編へ、1962~1983年―「長い1970年代」における日米欧関係の発展)
補章 日欧貿易摩擦の緩和とルールに基づく国際経済秩序の模索―日米欧と中国のWTO加盟、1970~2001年

著者等紹介

黒田友哉[クロダトモヤ]
1979年奈良県生まれ。現在、専修大学法学部教授

森靖夫[モリヤスオ]
1978年兵庫県生まれ。現在、同志社大学法学部教授

倉科一希[クラシナイツキ]
1971年長野県出身。現在、同志社大学グローバル地域文化学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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