出版社内容情報
社会のあり方と密接にかかわる〈病い〉という視座から、病いが家族にもたらしてきた変容の諸相をとらえる。近代化が「家族と病い」にどのような変化をもたらしたのか、また近現代社会における「家族と病い」の課題を考察していくなかで「家族」そのものに対する知見を深める。
目次
序章 「家族と病い」の比較家族史にむけて
第1部 近世/近代における家族と病い(日本近世の死と病いと家族;家族のいない子どもの病い)
第2部 病いの特別イシュー(家族とハンセン病;家族とコロナ禍/パンデミック)
終章 「家族と病い」の歴史から浮かび上がる現代社会
著者等紹介
田間泰子[タマヤスコ]
大阪公立大学名誉教授
土屋敦[ツチヤアツシ]
関西大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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