出版社内容情報
企業における最も重要な経営資源としての「人」をマネジメントする人的資源管理について、基礎から学ぶことのできる入門書。現代日本の労働政策や関連諸制度の趣旨や意義、働く現場の労働実態とその背景構造まで、充実した解説と補足説明、最新情報をわかりやすく説明する。
目次
人的資源管理とそれを学ぶ意義
1 日本企業における人的資源管理の基盤と変容(日本における人的資源管理の構造と展開;雇用調整と退職管理;評価制度;複雑化する賃金制度・報酬、福利厚生;労働組合と労使関係)
2 「働き方改革」下の人的資源管理と課題(雇用の流動化と多様な就業形態;人材育成とキャリア開発;管理職の役割と次世代リーダーの育成;働きすぎと労働時間・安全衛生;“休み方改革”とモチベーション)
3 少子高齢・グローバル社会における課題(労働力不足と外国人労働者;ダイバーシティ・マネジメントとワーク・ライフ・インテグレーション;タレント・マネジメントとワーク・エンゲイジメント;グローバル人材の確保と活用)
あなたがキャリアデザインと向き合うために
著者等紹介
佐藤飛鳥[サトウアスカ]
金沢大学大学院社会環境科学研究科博士後期課程修了。博士(経済学)。現在:東北工業大学ライフデザイン学部准教授、東北工業大学マーケティングサポート研究所所長。専門:アメリカ労働経済学、人的資源管理論、マーケティング
浅野和也[アサノカズヤ]
中京大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。博士(経営学)。現在:三重短期大学法経科准教授。専門:人的資源管理、労務管理、労使関係
橋場俊展[ハシバトシノブ]
同志社大学大学院商学研究科博士課程(後期課程)中退。商学修士。現在:名城大学経営学部教授。専門:人的資源管理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。