出版社内容情報
日本と国際社会とのかかわりを、法という手段を通して考察した入門書。旧版刊行(2018年)後に生じたCOVID-19パンデミック、ロシアによるウクライナ侵攻や、SDGs、ビジネスと人権といった国際社会の昨今の規範形成をふまえ、大幅に加筆。
目次
序章 国際関係法の扉をたたく
第1部 国際社会における法の基本的枠組(国際社会を動かすのは誰か?―国家の役割;国際社会の利害をどのように調整するか?;国際紛争を解決する方法―紛争の平和的解決と国際司法裁判所;国はどこまで権限を行使することができる?―管轄権;日本の国境はどこにある?―国境と空間秩序)
第2部 国境を越える活動と法(日本人と外国人、何がどう違う?―国籍・外国人の権利;外国人と結婚したら?―国際結婚・家族生活と法;国際社会で個人はどのように保護されるのか?;経済活動は国境を越える―国際的な経済活動と法;法は地球を守れるか?―環境を保全するための国際法)
第3部 国際社会における平和秩序の構築(国家は自由に戦争できるのか?―戦争の違法化;戦争が起きた時の国際社会の対応―国際連合の集団安全保障;平和を実現するための取り組み;戦争にもルールがある?―国際人道法と国際刑事裁判所)
終章 さらなる国際法の世界に向けて
著者等紹介
徳川信治[トクガワシンジ]
立命館大学法学部教授
西村智朗[ニシムラトモアキ]
立命館大学国際関係学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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