出版社内容情報
現代リベラリズムとは一線を画し、いのちの尊重と人間の尊厳の視点から「いのち」の問題を考える。人工生殖、クローン、人工妊娠中絶、医療の法と倫理、安楽死・尊厳死、脳死・臓器移植につき、1990年以降今日までの経過をふまえ解説した最新版。
目次
序章 自己決定権と人間の尊厳―生命倫理の原点から
第1章 人工生殖―生命の神秘への挑戦
第2章 人間のクローン―コピーされる「いのち」
第3章 人工妊娠中絶―産まない権利か、生まれる権利か
第4章 医療の法と倫理―患者を支える医療と看護
第5章 安楽死・尊厳死―生命の尊重と人間の尊厳
第6章 脳死・臓器移植―生と死のはざま