出版社内容情報
行政法独自の法体系にかかわる概念などをていねいに解説した入門書。理論の要点がつかめる「理解のポイント」や、重要判例・練習問題などを通じて行政法を体系的に学ぶことができる。法制度の制定過程や実態などについて紹介する「行政こぼれ話」も収録。
目次
第1部 行政作用の仕組み(行政法を学ぶ意義;「行政法」の範囲;行政活動と法律の関係 ほか)
第2部 行政争訟(行政上の不服申立て;行政訴訟概説;取消訴訟の訴訟要件:概説 ほか)
第3部 国家補償(国家賠償―公権力の行使に関する損害賠償責任;国家賠償―営造物の設置管理責任;損失補償 ほか)
著者等紹介
須藤陽子[ストウヨウコ]
秋田県出身。博士(法学)。1993年東京都立大学大学院社会科学研究科基礎法専攻博士課程単位取得退学。大分大学経済学部助教授、日本社会事業大学社会福祉学部助教授を経て、立命館大学法学部教授(現職)。研究テーマ「比例原則」「行政強制」「警察法」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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