出版社内容情報
社会生活が大きく変化し、社会保障の真価が問われる現在、その枠組み・法体系と個別領域について再検討を試みる学術書。第1部では、河野正輝・九州大学名誉教授提唱の「目的別体系論」に基づき、考えられる課題を模索し、第2部では、社会保障法の個別領域における課題に検討を加える。
目次
第1部 目的からみる社会保障法―新たな体系の模索(社会変動と社会保障法―その範囲と法体系;グローバル化と社会保障;所得保障法における最低所得保障の課題;健康保障法―目的別区分説による疾病予防・健康増進施策の検討;生活自立支援保障法における教育保障の展開―子どもに対する教育支援給付を素材に ほか)
第2部 社会変動と社会保障法の展開(デジタル化と社会保障法―データの医療費適正化への利活用を巡る論点;介護者の権利―日本とドイツの比較考察;業務上疾病の範囲と行政規則の機能;保険診療契約主体(緒論)
社会変動と国民年金保険料の免除等の課題―軽度の障害者等の排除を中心に ほか)
著者等紹介
山田晋[ヤマダシン]
広島修道大学法学部教授
西田和弘[ニシダカズヒロ]
岡山大学学術研究院法務学域教授
石田道彦[イシダミチヒコ]
金沢大学人間社会研究域法学系教授
平部康子[ヒラベヤスコ]
佐賀大学経済学部教授
丸谷浩介[マルタニコウスケ]
九州大学大学院法学研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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