内容説明
大国が二国間協議で貿易紛争を解決しようとする昨今、WTOを紛争解決にどのように生かすことができるのか。WTOによる紛争処理事例の背景や処理後の状況まで踏み込んで検討することで、多国間ルールに基づく紛争処理の実態と成果を明らかにする。WTO紛争処理の今後の可能性と課題を論じる。
目次
序章 WTOのルールと紛争処理
第1章 租税政策や産業政策に関する措置
第2章 資源や環境を保護するための措置
第3章 生命や健康を保護するための措置
第4章 不公正貿易に対する措置
第5章 産業振興のための補助金
第6章 安全保障のための措置
終章 WTO紛争処理の現状と貿易紛争処理の今後
著者等紹介
福永有夏[フクナガユカ]
早稲田大学社会科学部教授。一橋大学法学部卒業、東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了・博士課程退学、カリフォルニア大学バークレー校LL.M.課程修了。博士(法学)(東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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