目次
第1部 憲法と国家
第2部 平和と安全保障
第3部 精神的自由と文化
第4部 人身の自由と法の適正手続
第5部 経済的自由と福祉国家
第6部 平等・多様性とマイノリティ・次世代
著者等紹介
志田陽子[シダヨウコ]
武蔵野美術大学教授
榎澤幸広[エノサワユキヒロ]
名古屋学院大学現代社会学部准教授
中島宏[ナカシマヒロシ]
山形大学人文社会科学部教授
石川裕一郎[イシカワユウイチロウ]
聖学院大学政治経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さぜん
45
映画を題材に憲法について考える。取り上げられている映画は40作品以上あり殆ど観ていない。解説が明確でどの観点で見ると良いかを論じてくれる。「ハピネスチャージプリキュア」(女児に人気のアニメ)が権利侵害を内包しているとは思いもしなかった。「おまえのために」「不幸にならないために」と正当化するのはハンセン病隔離政策や障害者を不幸と決めつけ殺害した相模原殺傷事件と重なる。「虎と翼」も憲法や法律を考える機会をくれた。様々なテーマを取り上げた映画や本から知らなかった事を知る。その力は計り知れない。2025/02/25
ユズハル on低浮上
11
憲法がわかりやすく学べる。『ブレードランナー』といった不朽の名作から、『ちはやふる 上の句』といった最新作まで、憲法の視点から述べられている。憲法は、昔からあって、今なお続いている社会問題を映す鏡のようなものだと思った。2021/10/26