内容説明
若き前田流相伝者による、平家詞曲の名場面25の「読みどころ、語りどころ、聴きどころ」。
目次
祇園精舎
鱸
康頼祝詞
卒都婆流
足摺
僧都死去
橋合戦
鵺
訪月
富士川〔ほか〕
著者等紹介
鈴木まどか[スズキマドカ]
1969年、東京都に生まれる。前田流平家詞曲相伝。母親が平家詞曲相伝の家、弘前藩楠美家の出身者という縁もあり、1982年1月、小学6年生のときに平家詞曲を志す。一二年後の94年、平家詞曲全二〇〇句を修得。98年、無形文化財保持者、故館山甲午師(楠美一族)の子息、館山宣昭師より相伝。97年、日本女子大学大学院修士課程修了。日本女子大学家政学部に非常勤助手として勤務しながら平家詞曲の伝承活動を「正業」としている。演奏活動は、寺社での奉納演奏、学校の授業、生涯学習講座などでの演奏を中心に、津軽家の法要での奉納演奏(青森県弘前市、毎年)、ユルスリーヌ国際文化センター開所式(フランス、2001年)、日本風俗史学会関東大学(2001年)、朗読CD『平家物語』出版記念会(2001年)、日本国大使館公邸(フランス、2001年)、サントリー美術館美術講演会(2002年)、NPO法人東京雑学大学(2002、2003年)、学習院生涯学習センター(2001年~)、日本女子大学生涯学習総合センター(2002年~)、オータン市庁舎(フランス、2004年)など国内、海外を問わず積極的に行っている
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