出版社内容情報
未成年者の人権問題について、学校における生徒の人権と社会における青少年の人権を取り上げ、アメリカ合衆国の裁判例と学説の検討を踏まえ憲法学的に考察する。生徒の人権問題としては「表現の自由」「持ち物検査」「手続的デュー・プロセス」を、青少年の人権問題としては「有害表現受領規制」「深夜外出規制」「淫行規制」を取り上げる。
目次
第1部 生徒の基本的人権(生徒の表現の自由;生徒の検査;生徒の手続的デュー・プロセス)
第2部 青少年の基本的人権(青少年の有害表現受領規制;青少年の深夜外出規制;青少年に対するわいせつ行為等の規制;青少年保護育成条例)
著者等紹介
福岡久美子[フクオカクミコ]
1999年大阪大学大学院法学研究科公法学専攻博士後期課程修了。現在、同志社女子大学現代社会学部社会システム学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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